スリランカの反政府組織『タミールイーラム解放の虎』(LTTE)のラシンハム首席交渉代表は27日、ラディブ・ガンジー元インド首相の暗殺事件について、インド政府に謝罪を表明しました。
ラシンハム首席交渉代表は、当日のインタビューで、「ガンジー元インド首相の暗殺は、歴史的な悲劇である。われわれはこれについて深く謝罪する。インド政府がこれに寛容な態度を示すよう望んでいる」と述べたあと、スリランカの平和プロセス実施の過程で建設的役割を果すようインド政府に求めました。
これに対して、インドのアーナンド・シャルマー国防相は、「インド国民は"解放の虎"が犯した罪を許すことはできない。インドはスリランカの平和プロセスには直接参与しない」と表明しました。
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