パレスチナの三つの武装組織は26日共同声明を発表し、人質にしたイスラエル兵士とイスラエルの刑務所に収容されているすべてのパレスチナの女性と18歳未満の少年とを交換するよう要求しました。
パレスチナイスラム原理主義組織(ハマス)傘下の「カサム隊」、「人民抵抗委員会」及び「イスラム軍」という三つの武装組織は、この日発表した共同声明の中で、「イスラエルがパレスチナの女性の囚人と少年の囚人の釈放を発表しない限り、パレスチナは人質になったイスラエル兵士の情報を提供することはありえない」と述べました。
これに対して、イスラエルのオルメルト首相は26日、「イスラエルは、人質になったイスラエル兵士の釈放問題についてパレスチナ武装組織と交渉することはありえない」と述べました。
同じく26日、大規模なイスラエル軍が、ガザ地区南部の国境付近に集結し、行動をとる準備をしています。
|