ヨルダンや、エジプト、シリア、パレスチナとアラブ連盟の難民担当事務官は17日、ヨルダンの首都アンマンで調整会議を開き、2006年から2007年までにかけて、パレスチナ難民に9億5000万ドルの援助を提供するという約束を履行するよう国際社会に呼びかけました。
報道によりますと、パレスチナ難民を受け入れているアラブ諸国とアラブ連盟の代表は、「国連難民高等弁務官事務所の地位を改めようとしたい、或いはそれをその他の国際組織と合併しようとする如何なる企みにも反対する」と表明しました。ヨルダン難民事務所の係官は「今回会議の目的は、パレスチナ難民を受け入れているアラブ諸国と、その他の国との間でパレスチナ難民問題に関する立場を調整することにあり、また、国際社会が国際的な決議に基づく約束を履行し、パレスチナ難民を援助するために、国連難民高等弁務官事務所に援助を提供するよう呼びかけました。
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