中国大陸の一般人が、今年の10月から、台湾へ観光に行けるようになりました。6月25日に開幕した「2006年北京国際観光博覧会」で、75の台湾旅行社が出展し、大陸の観光客を迎える準備を整えたとしています。
「中華両岸旅行協会」によりますと、台湾のマスコミと観光業界が、「台湾観光が大陸の観光客に開放されるのは、今年の10月から」と見込まれています。このために、台湾観光業界は、「ガイドの訓練」、「ホテルと食事の予約システムの設定」など、いろいろな準備をしています。
黄徳貞台湾旅行社社長の話によりますと、「台湾観光が始める最初の段階は、環島遊(台湾島を回遊する観光)を出す予定だ。現在企画している四つのコースの中で、四つ星のホテル代は1日80U$で、五つ星は120$、超五つ星は200$になりました。また、スーパー台湾コースも企画中で、「医学美容コース」、「皇帝フカひれセットコース」などが含まれている」と述べました。
大陸側の観光社も頑張っています。賈芸苑康輝旅行社公民旅行総部副社長は、「台湾観光のコースを、すでに作り出した。ガイドも訓練している」と発表しました。また、中国旅行社総社、中国青年旅行社、康輝旅行社などの大手旅行社は、台湾観光の計画を企てました。関係者によりますと、観光開始の初期には、主に「環島遊コース」と「高雄、台北、阿里山、日月潭台湾西部コース」で行われます。時間は7泊8日から9泊10日までで、値段は7000人民元(約10万円)から1.6(20万円)万人民元までです。
紹介によりますと、台湾への観光コースは、北京を出発して、飛行機で3時間かけて香港に着きます。香港で乗り継ぎ、また1時間半で台湾に着きます。往復の交通費は6000人民元前後だということです。(オウギ 訳)
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