燕山石油化学有限会社を起点とし、北京市をめぐる環状精製油パイプラインの着工式が18日に行われた。これは中国最初の都市精製油輸送パイプラインとなる。
この精製油パイプラインは、燕山石油化学有限会社を起点とし、豊台区、房山区、大興区、通州区、順義区および昌平区を経由し、長辛店、黄村、通州、順義、沙河の5つの石油タンクを結び、終着点の昌平区の石油タンクに至るもの。全長183キロメートルで、北京天津間高速道路の2倍に相当する。年内に143キロの工事が完了する予定。
このパイプラインの建設は、北京地区のクリーンエネルギーの安定供給、精製油備蓄に重要な意義を持つとともに、2008年の北京五輪の開催にも寄与すると見られている。
((「人民網日本語版」より)
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