国連のアナン事務総長とロシア外務省のカメニン報道官は13日それぞれパレスチナ各方面に対して、内部紛争を停止し、民族の団結を実現させるよう呼びかけました。
アナン事務総長はニューヨークの国連本部で、メディアに対し、「現在、パレスチナは非常に困難な情況にある。パレスチナ社会には団結が必要である。アッバス議長とその他の関係者は共に受け入れられる解決案を求める必要がある。これは、当面の情勢を緩和するためにまず考えなければならない問題である。分裂と内部紛争は問題の解決にプラスとならない」と述べました。
一方ロシアのカメニン報道官もメディアに向けて談話を発表し、「ロシアは、パレスチナ内部の混乱がエスカレートしていることに憂慮している。武力を使うことは、悪い結果を招くだけである」と述べました。
|