雲南省を産地とするプーアル茶を扱う商人たちは、かつて馬の隊列を組んで各地に茶を運んだ。プーアル茶の運ばれた道は「茶馬古道」と呼ばれる。雲南省の観光部門は、「茶馬古道」やプーアル茶文化を広めるため、かつての隊商たちの姿を再現するプロジェクトを実施中だ。漢族、蔵(チベット)族、白(ぺー)族、納西(ナシ)族、彝(イ)族ら68人と馬99匹からなるキャラバンが結成され、2005年11月10日、一行は「茶馬古道」の起点・西双版納(シーサンパンナ)タイ族自治州を出発。山を越え、川を渡り、4100キロあまりの道を進んだ一行が今月25日、西蔵(チベット)自治区の拉薩(ラサ)市に到着する予定。
写真(1):四川から西蔵への道路を進む一行
写真(2):最年少のリーダーを務め、馬を引いて「茶馬古道」を進む白族の女性・李美鳳さん(18)
「人民網日本語版」
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