上海協力機構第六回首脳会議に参加した中国代表団の劉建超報道官は15日夜、イラン核問題の解決では忍耐心を保つよう国際社会に呼びかけました。
この日の記者会見で劉建超報道官は、「中国の李肇星外相は当日上海でイランのムタギ外相と会談したが、イランは国連安保理常任理事国とドイツなどが提示した包括的見返り案を真剣に検討しており、これに反応を示すにはいくらか時間がかかると中国は見ている。中国は国際原子力機関(IAEA)がイラン核問題解決で重要な役割を果たすことを支持する」と述べました。
アメリカ国務省のマコーマック報道官は15日ワシントンでの記者会見で、イランがかの見返り法案を受け入れ、交渉による核問題解決の道を歩むよう求めました。
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