楽山大仏風景区の管理委員会と中国科学院成都山地災害環境研究所は6月の上旬、共同で地質レーダーを利用して、楽山大仏の内部を始めて探査しました。
これは電磁波を使って大仏の内部2ー70メートルの範囲を探査するもので、これまで言われてきた仏教法器が内部に隠されているかどうか、内部構造の変化が大仏の安定性に影響するかどうか、また、ここ数年の保護措置は効果があるかどうかなどを明らかにし、今後の保護活動のための多くの科学的根拠を探るものです。