中国衛生省の毛群安報道官は12日、北京で「中国の科学研究者が分離してきた鳥インフルエンザウイルスには、遺伝子の変異が見つからなかった。臨床でも人間同士での伝染例もなかった」と発表しました。
毛群安報道官はさらに、「中国では鳥インフルエンザの感染病例はないにもかかわらず、脅威がなくなったとは言えない。中国の科学研究者は今まで発見した鳥インフルエンザに対して、引き続きワクチンと医薬品を含む研究を行っている。」と述べました。
毛群安報道官は「中国は積極的に鳥インフルエンザ予防に関する国際協力に参加する。先週は、APEC・アジア太平洋経済協力会議の鳥インフルエンザの予防訓練に関わった」と語りました。
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