中国北西部の青海省剛察県ではこのほど、1羽の雁の死骸からB(H5N1)型鳥インフルエンザウイルスが検出されています。
これを受けて地元政府はすでに、応急予備措置をスタートさせましたが、これまでに、家禽への感染はまだ確認されていません。
伝えられるところによりますと、青海省関係部門は、すでにこの雁の死骸発見地区で全面的な消毒を実施し、渡り鳥への監視に力を入れています。
中国農業省は4月の30日、家禽の免疫力の増強措置をとり、渡り鳥の生息地や周辺地区に対する監視を強化した上で、応急の予備措置を改善し、発生しうる感染に対応するよう各地に要求しました。また農業省は、渡り鳥の頻繁活動地域に対する監視や鳥インフルエンザ予防措置を強化するよう指示しています。
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