中国農業省の発表によりますと、今月の10日まで、すでに44日間連続で新規の高病原性鳥インフルエンザ感染報告がなかったということです。
中国農業省獣医局の賈幼陵局長は10日北京で、「中国の鳥インフルエンザ防止活動は段階的な成果を収めている。全国の家禽免疫作業の更なる展開によって、中国で鳥インフルエンザの感染が大面積にわたって拡大する可能性はない」と明らかにしました。
去年から、中国では合わせて35回の高病原性鳥インフルエンザの感染が発生し、2200万羽の家禽が処分されたということです。