中国農業省報道弁公室の30日の報道によりますと、今年の5月以来、ボツワナ、デンマークなどの国で相次いでH5N1型鳥インフルエンザの感染が発生したことから、外国の鳥インフルエンザウィルスの中国への感染拡大を防止し、牧畜業の安全を確保するため、中国はボツワナ、デンマークからの家禽類やその製品の直接あるいは間接的な輸入を禁止しました。
農業省は、これらの国で鳥インフルエンザが発生した後、輸入した家禽類とその製品をすべて返すか、処分すること、これらの国からの家禽類とその製品の輸入を禁止することを規定しています。また、中国を経由、あるいは中国に立ち寄る船舶や飛行機、列車などの交通機関から、ボツワナ、デンマークからの家禽類とその製品を見付けた場合、これを全部処分することなどを規定しました。
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