6月10日の中国文化遺産デーに合わせ、「中国文化遺産デー・四川成都週間」が6日、成都市の金沙遺跡で開催されました。このほど発表された「国家級無形文化遺産リスト」第1集に、四川省から登録された国家級無形文化遺産27項目と、その他の民間芸術が集まり、披露されました。
写真1:伝統刺繍「蜀繍」を制作する中国工芸美術界の巨匠、カク淑萍氏です。蜀繍は中国の「四大刺繍」の一つで、2千年以上の歴史があります。「丁寧で繊細な針仕事、清楚かつ優雅な色彩、優美で流れるような線、水墨画のような風格」がその特色です。
写真2:国家無形文化遺産として登録された舞踏「瀘州雨壇彩竜」を舞う四川省瀘州市瀘県の踊り手です。「瀘州雨壇彩竜」は天候の安定と五穀豊穣を祈る舞いで、その歴史は長く、明末・清初(17世紀半ば)のころに盛んに行われました。1949年の建国後は、国内外の大規模なイベントでも披露され、「東方神竜」と称えられます。
写真3:成都漆器に彫刻を入れる職人です。成都漆器は民間手工芸として国家無形文化遺産に登録されました。別名は「鹵漆」です。3千年以上の歴史があり、世界でも最も古い漆器工芸の一つで、国内だけでなく日本、東南アジアの漆器にも大きな影響を与えたとされます。
写真4:蔵(チベット)族に伝わる木版印刷技術を実演する2人の職人=四川省甘孜蔵族自治州の徳格印経院(デルゲ・パルカン)です。同技術は国家無形文化遺産に登録されました。印経院は経典を印刷する場所のことで、蔵族の言葉で「パルカン」と呼ばれます。徳格印経院は「三大パルカン」の筆頭格で、1729年に建てられました。院内の経典印刷技術は「木版印刷の生きた化石」と呼ばれています。
「人民網日本語版」
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