民間にある文化財の保護に従事してきた作家馮驥才氏はこのほど、「中華民族の無形文化財はほとんど農村部にあり、これら文化遺産の保護は急務となっている」と強調しました。
馮驥才氏は「広大な農村地区には、それぞれの特徴を持つ文化財が残っている。ここ数年、過度な開発、継承者の不足、それに文化財取引業者の大量増加などの原因から、多くの貴重な文化財が失われている。この状況を改めるには、農村文化の現状の全面的調査を行うべきで、特に無形文化財の後継者を増やすべきだ」と述べました。