国務院はこのほど、天津浜海新区の開発・開放に関する意見を発表し、さらなる開放推進に向け、「天津東疆保税港区」を設置する計画を明らかにした。政府ポータルサイト「中国政府網」の6日付けの情報として、「中国新聞網」が伝えた。
同意見は、天津に北方国際水上運輸センター、国際物流センターを整備する計画に合わせて、天津港東疆港区内に保税港区を設けるとしている。国際貨物の中継、配送、調達のほか、中継貿易、輸出向け加工業などの発展を図る。また、金融改革を奨励するとともに、土地管理改革を進め、天津浜海新区の発展を財政面・税制面からサポートすることを重点に挙げている。
国務院は同意見の中で、天津浜海新区を国の総合・複合改革試験区に指定することを承認した。(「人民網日本語版」2006年6月9日)
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