中国国家発展改革委員会の張国宝副主任は、8日北京で「今年の下半期、中国電力需給は2002年6月以来続いてきた供給不足の状況が改まり、需給のバランスを保つ見込みだ」と述べました。
これは、張国宝副主任が中国国務院報道室の記者会見で述べたものです。張国宝副主任はこの中で「これまでの4年間、中国の発電量は二桁の速度で増加し、GDP ・国民総生産の成長速度より速い。今年の下半期、電力使用の制限はないだろう。中国の発電施設の総出力はすでに5億3100万キロワットアワーに達した。今後、電力構造を改善し、クリーンな電力の開発を速めていく。2010年までに、発電施設の総出力は凡そ8億キロワットアワーに達し、そのうち、水力発電や原子力発電、新エネルギー発電などのクリーンな電力の比率は35%を上回る見込みだ」と述べました。
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