中国衛生省の王隴徳次官は2日、国連エイズ特別総会高級会合で、中国のエイズ予防治療の状況を説明しました。
王隴徳次官はその際、「2005年末までに、中国では政府機関が指導し、各部門がそれぞれ責任を負い、社会全体が参与するエイズ予防治療メカニズムが形成されており、中央財政がエイズの予防治療に投入した専用資金は2002年の1億元から2005年末の8億元に増えた。それと同時に、無料の抗ウイルス治療、母子間の感染の予防、諮問や検査などのサービスを提供してきた。しかし、中国のエイズ予防治療の情勢は依然として厳しい。中国は2010年までに、効果的な措置を取って、その予防治療の面が感染しやすい人々や流動の人口をカバーすることに努力する」と述べました。
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