東ティモール情勢の深刻化に対応するため、インドネシアのユドヨノ大統領は26日、東ティモールとの国境を閉鎖することを指示しました。マレーシアは、東ティモールから一部のマレーシア人を撤回することを明らかにしました。

　難民の殺到を防ぐため、東ティモールと境を接する地区のインドネシア軍当局は、検問所を閉鎖しました。同時に、3000人の東ティモール在住のインドネシア人を撤退するため、インドネシア軍は万全な準備を整えています。

　また、この日、マレーシアのハミド外相は、「現在、東ティモールには少なくとも40人のマレーシア人がいる」と述べ、「外務省は東ティモールを離れようとする希望者に援助を提供する」ことを明らかにしました。