アメリカの国家安全保障担当のハドレー大統領補佐官は14日、CNNのインタビューに答えた際、「国連はイラン核問題解決の最適の場だ」と述べました。
ハドレー補佐官は、アメリカがイランと直接交渉を通じて核問題を解決するという主張を改めて拒否し、「イラン核問題を解決する面で、イランには多くの正しい選択肢がある。それは、国際社会の要求によってウラン濃縮活動を停止し、核兵器開発を放棄することだ」と述べました。
ハドレー補佐官はさらに、「アメリカはイランの選択によって対応策を検討する」と述べました。
別の報道によりますと、イギリス、フランス、ドイツの三カ国は現在、「国際社会と協力し、ウラン濃縮活動を停止するようイランに要求する」という新しい提案を制定しています。
これに対して、イランのアハマディネジャド大統領は14日、テヘランで、「もし、ヨーロッパ諸国の提案はイランの平和目的の核活動の停止要求の内容を含むならば、イランはこの提案を受け入れない」と述べました。
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