アルゼンチンとブラジル、ベネズエル、ボリビア4カ国の大統領は4日アルゼンチン北東部の都市・イグアスで会合を行い、交渉を通じて、ボリビアのエネルギー国有化によってこの地域で引き起こされている紛争を公平的かつ合理的に解決することで一致しました。

　4カ国首脳が署名した共同宣言は、「アルゼンチンとブラジル、ベネズエルは、ボリビアのモラレス大統領のエネルギー国有化の宣言を尊重し、支持する。4カ国の首脳は、公平的で合理的な枠組みの下でボリビアの天然ガスの輸出価格を討議すべきだということを主張している」と述べています。

　今月の1日、ボリビアのモラレス大統領は、石油と天然ガス資源の国有化を宣言しました。