アメリカ上院外交委員会のルーガー委員長は16日ワシントンで、アメリカはイランはイランの核計画について直接会談を行うべきであり、イランに対しての制裁実施を急ぐべきではないと強調しました。
これはABCテレビのある番組で述べたもので、ルーガー委員長は、「ブッシュ政府は18日にモスクワで行われる会議で、関連諸国によるイランへの制裁実施を促すつもりだが、今の制裁実施は早すぎる。イランには重要な資源があり、エネルギー対話の一部分として、アメリカとイランとの直接会談はより効果的なものとなる」との見解を表明しました。
ブッシュ政権は、これまでこの問題についてのイランとの直接会談の可能性を否定していますが、ホワイトハウスと国務省はこのルーガー委員長の談話に対してはまだコメントを出していません。
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