14日、インドが支配するカシミール地域の首都スリナガル市で、手榴弾によるテロ襲撃事件が7件発生しました。少なくとも5人が死亡し、43人が負傷しました。
地元警察によりますと、一時間足らずの間に、武装勢力は、スリナガル市中心部とその他の地区で、手榴弾4個を使い、インド支配カシミール地域治安部隊の車両、パトロールカー、検問所と商店を襲撃しました。その後、一部の武装勢力は、ダル湖沿岸とスリナガル市内でも、手榴弾による爆発事件を起こしました。事件後、スリナガル市では高度な警戒体制が取られています。
インドのモンモハン・シン首相は、声明を発表し、このテロ襲撃事件を強く非難し、また、国民が冷静を保つよう呼び掛けました。
現在、4つの武装勢力が犯行声明を出したということです。(翻訳:ハルオ)
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