日本民主党の小沢一郎代表は10日、朝日新聞などのインタビューの中で、「中国との首脳会談が途絶えている小泉政権の外交姿勢を批判し、対中外交を主体的に進める必要がある」との認識を示しました。
これは、小沢代表が民主党の代表に選ばれた後初めて日本メディアのインタビューに答えたものです。
小沢代表はこの中で、「日本が日米中の三角関係をうまくやらないといけない。米国だけでは、やりきれない。日本がしっかりしないといけない」と語った後、前原誠司前代表が唱えた「中国脅威論」については、「適切ではない」との認識を示しました。
靖国参拝問題について、小沢代表は、「A級戦犯は戦場でなくなった戦死者ではない。戦没者をまつわるという本来の靖国の姿に戻すべきだ」と述べた上で、小泉首相は靖国神社を参拝すべきではないとの考えを示めしました。(04/11 国清)
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