日本民主党の鳩山由紀夫幹事長は10日午前、韓国釜山市で民主党の外交政策について講演し、アジア外交を重視する立場を強調しました。
鳩山幹事長は講演の中で小泉純一郎首相の外交政策を批判し、「米国ばかりを向いたから、日本は孤立した外交になっている」とした上で、「民主党は、中国、韓国、ASEAN・東南アジア諸国連合と友情の濃い関係をつくっていく」と述べました。
鳩山幹事長は、また、小泉首相の靖国神社参拝問題や歴史教科書問題にふれ、「きちんと清算することが日本側に与えられてる課題だ」と語りました。
鳩山幹事長は9日釜山に到着し、韓国訪問を始めたということです。(訳:藍暁芹)
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