エジプトのゲイト外相は8日、イラク問題に関するアラブ諸国外相委員会会議が今月の12日にカイロで開催されると発表しました。
ゲイト外相は「この会議は、争議と紛争を直ちにやめ、イラクの情勢をいち早く安定させるようイラク各派を促していく。また、イラクのズバリ外相が会議でイラク新政権の設置に払った努力を紹介する」と述べました。
ゲイト外相はまた「アラブ諸国外相委員会はアラブ連合に属するもので、サウジアラビア、クウェート、シリア、ヨルダンなどイラク周辺の四つのアラブ諸国と会議主催国のエジプト、アラブ連合首脳会議の前議長国アルジェリアと今の議長国スーダンからなっている。これはイランとトルコという非アラブ諸国であるイラクの隣国が会議に招かれていないことを意味している」としています。
地元のメディアは「エジプトが今回会議の開催を積極的に促していることは、アラブ諸国のイラク問題解決における役割を強めるためだ」と見ています。(04/09)
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