イラク戦争勃発3周年にちなんで、アメリカ、イギリス、韓国、オーストラリアなどの国々ではここ数日、反戦デモが行なわれ、米英軍のイラクからの撤退が求められています。
韓国では少なくとも1000人が首都・ソウルの中心部でデモを行ない、アメリカのイラク占領を非難し、韓国軍隊のイラク撤退を求めました。
およそ200人前後のニューヨーク市民は五番街で反戦デモを行ないましたが、7人が警察に拘束されました。これに先立って、ワシントン、ロサンゼルス、サンフランシスコなどでもそれぞれ規模の反戦デモが行なわれています。
日本ではおよそ2800人が先週末に、東京のアメリカ大使館近くでデモを行ない、「イラク戦争はブッシュ大統領の犯した過ちで、イラクのことはイラク人自らが決定すべきだ」と訴えました。
さらに、イギリスでは1万4千人がロンドンで反戦デモを行ない、イラクから直ちにイギリス軍を撤退させるよう政府に求めました。
このほか、オーストラリア、マレーシア、パキスタンなどの国々でも反戦デモが行なわれ、アメリカとイギリスのイラクからの軍隊撤退を求めました。
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