マレーシアのバダウィ首相は29日、クアラルンプールでマレーシアを訪問中の中国全国政治協商会議の賈慶林議長と会談しました。双方は両国関係の発展を引き続き推進していくことで合意しました。
会談中、賈慶林議長は「マレーシアは中国がASEAN・東南アジア諸国連合での重要なパートナーであり、両国の戦略的協力の発展により、両国関係は優れた発展のチャンスに恵まれている。今年10月中国の南寧で行われる中国・ASEAN 15周年記念サミットをきっかけに、中国はマレーシアと共に両国関係の更なる発展を推し進めていく」と語りました。
賈慶林議長はまた、マレーシア政府が一つの中国という政策を堅持することに賞賛の意を示しました。
これに対し、バダウィ首相は「マレーシアは対中国政策の発展を終始重要な位置に置き、中国側とのハイレベル訪問を保ち、協力精神に則って経済貿易、エネルギー、投資など各分野での協力を引き続き強化していきたい」と語りました。
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