インドネシアを公式訪問中の中国全国政治協商会議の賈慶林議長は27日、ジャカルタでインドネシアのユスフ・カラー副大統領と会談しました。
席上、賈慶林議長は「インドネシアは新中国成立後、中国と外交関係を最も早く樹立した国の一つである。去年、両国首脳は相互に訪問し、双方は戦略的パートナーシップを結び、両国関係を新たな歴史的段階に引き上げた。双方は経済協力と貿易を一段と強め、両国関係をより深い発展を促進させていくべきだ。双方は、貿易と投資協力を強化し、電力、インフラ整備など大型プロジェクトでの協力をより推進させ、エネルギーと資源開発における協力、そして地域的な経済協力と貿易における協調を強め、中国とASEAN・東南アジア諸国連合との自由貿易区の構築、及び東アジア協力プロセスを絶えず推進させていくべきだ」と述べました。
これに対し、ユスフ・カラー副大統領は「インドネシアと中国はアジアでは影響力をもつ発展途上国だ。経済の面でそれぞれ強みを持ち、双方の協力には好ましい前途がある。インドネシアは中国と全方位的な経済協力と貿易を行い、両国の戦略的なパートナーシップを全面的に推進させていく」と述べました。
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