アラブ連盟の定例首脳会議が28日、スーダンの首都ハルツームで開幕し、21カ国の首脳と1機構の代表が出席しました。
会議に出席したイエメンのサーレハ大統領はこの日、アフリカ大陸のアラブ諸国8カ国は、AU・アフリカ連盟のスーダンのダルフール地方での平和維持部隊に部隊とオブザーバーを派遣することに同意したと明らかにしました。
国連のアナン事務総長の代表は開会式で挨拶し、アナン事務総長のメッセージを読み上げました。アナン事務総長は、その中で、「国連は、スーダンのダルフール地方の人道主義危機を非常に重視しており、アラブ諸国に協力して、イラク問題やパレスチナとイスラエルの紛争、ダルフール問題の解決に努めていく。対話と協力は、これら問題の解決における最適の方法だ」と強調しました。
ロシアのプーチン大統領は、この日、アラブ連盟首脳会議にメッセージを送り、「国連安保理の常任理事国、G8議長国と中東問題に関わる四カ国の一国として、ロシアは、中東地域の緊迫した情勢を緩和させる効果的なルートを探っている」としています。
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