アラブ連盟のムーサー事務局長は12日カイロで談話を発表し、イスラエルのオルメルト首相代行がこのほど発表した片方だけでパレスチナとイスラエルの永久国境を画定した発言を非難しました。
ムーサー事務局は「オルメルト首相代行が片方だけでパレスチナとイスラエルの永久国境を画定することはイスラエルのヨルダン川西岸地区への占領を合法化するためだ」とした上で、更に、このようなやり方は危険で、パレスチナ・イスラエル地区に「均衡的で、双方に受け入れられる」平和案をもたらすことができないばかりか、この地区の情勢をより深刻なものにすると指摘しました。
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