アラブ連盟外相会議は25日スーダンの首都ハルツームで開かれ、アラブ平和安全理事会の設立に合意したほか、中東和平やイラク、ダルフールなど地域内の注目される問題について複数の決議案を採択しました。
会議は新しい条項を追加したアラブ和平提案を改めて打ち出し、それを国連の関連決議や中東和平ロードマップと共に、中東和平プロセスの基本的な枠組みとすることを決めました。
また、会議はアラブ諸国がイラク問題に参加する重要性を確認すると共に、イラクで発生した民間人に対する暴力襲撃事件を非難しました。
このほか、この会議は国連がスーダン政府の同意を得ずにダルフール問題へ介入したことに反対すると表明したほか、レバノンとシリアの緊張関係の解決に向けて意見を調整しました。
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