日本の「愛媛教科書裁判を支持する会」などの団体と一部の市民は22日、「新しい歴史教科書を作る会」と扶桑社が独禁法違反の不公正な取引をしたとして、扶桑社が編集・出版した『新しい歴史教科書』の出荷を停止するよう松山地方裁判所に訴訟を起こしました。
訴えによりますと、「扶桑社がこの本の採択を前提に、文部科学省が本の合格について審議・許可を行う前に、本のサンプルを各県教育委員会の関係者に提供している。この行為は独禁法違反の不公正な取引である」としています。
この教科書の採用を決定した東京都の一部地区の市民も、共同署名し、その出荷停止を松山地方裁判所に要求しています。
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