ドビルパン首相がこのほど提出したCPE・「初期雇用契約」という新しい雇用政策に反対し、フランス各地では16日30万余りの学生がデモを行いました。
CPEに基づき、20人以上の職員をもつ企業は、26歳以下を対象に二年間の仮契約の形で就職させ、この期間に企業側は正当な理由なしに職員を解雇できるとしているものですが、これについてドビルパン首相は「この雇用促進政策提出の目的は、フランスの若年層の25%近くという高卒生の失業問題を解決し、若い人により多くの就職チャンスを提供することにある。しかし、大学生たちはこの政策によって、仕事が不安定となり、自分の利益を保つことができないと見ている」と述べました。
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