ロシアのプーチン大統領は16日、モスクワで先進主要国のエネルギー相と会見した際、「ロシアは、極東の石油輸送パイプライン敷設など戦略的意義を持つ大型のエネルギープロジェクトの実施を考慮しており、これらプロジェクトの実施は世界のエネルギー安全の強化にプラスとなる」と述べました。
プーチン大統領は、「ロシアは、シュトクマン天然ガス田の開発を計画している。北欧の天然ガスパイプラインは敷設中で、東シベリアから太平洋までの極東輸送パイプの敷設に関する問題も解決されつつある」と述べました。
別の報道によりますと、モスクワで開かれたG8、先進主要国エネルギー相会議は当日閉幕しましたが、席上、ロシアのフリステンコ産業エネルギー相は、第3世界諸国のエネルギーの不足状態を改めるため多の努力を払うよう先進主要国呼びかけました。
フリステンコ・産業エネルギー相はその際、「今年、ロシアで開催させる予定のG8サミットは世界のエネルギーの安全問題解決における一里塚となるだろう」と語りました。
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