ブッリュセルで開かれているEU ・欧州連合エネルギー閣僚会議は14日、決議を採択し、欧州委員会がこのほど発表したエネルギー緑書を歓迎し、共同エネルギー政策の制定を早めるようEU に呼びかけました。

　この決議は「国際エネルギー市場は日増しに不安となり、EU のエネルギー輸入に対する依存が広げる一方、気候不安定などの要素によって、厳しい試練に向っている。このため、EUはエネルギー供給ルートの多様化を実現させ、内部のエネルギー市場の一体化と自由化を推進させなければならない。これと同時に、再生エネルギー、バイオエネルギー及び省エネ技術を大いに発展させ、EU 以外の国とエネルギー対話を強化していく必要がある」と強調しています。