北京で開催中の全人代年次会議に出席している代表たちは、雲南にある国際輸送プロジェクトの実施を速め、ASEAN・東南アジア諸国連盟との地域協力を促していくべきだと提案しています。
雲南省発展改革委員会の主任でもある和段琪全人代代表は、今後数年内に、雲南省は国際輸送プロジェクトの実施に力を入れ,空路の開設を先導とし、鉄道、高等道路の敷設を骨組みにして、水運を補足とするネットワークを構築し、東南アジアや南アジア諸国との経済的共栄を促していくと述べました。
中国西南部に位置する雲南は、ラオス、ミャンマー、ベトナムの3国と国境を接しており、陸路から太平洋とインド洋に出ることができ、また、中国、東南アジア、南アジアという三大市場を連結し、地域の経済発展と文化交流を促す面で重要な役割を果たしています。
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