タイのタクシン首相は7日午前、4月の総選挙に対し拒否の態度を取らず、選挙参加の登録をいち早くするよう野党に呼びかけました。

　国営タイ通信社の報道によりますと、タクシン首相は当日、内閣会議の開催前に記者会見を開き、「この後、タイ愛国党の選挙集会に出席する予定で、野党のタイ国民党の指導者と地元で会談を行い、総選挙に対し拒否の態度を取らず、積極的に参加するようタイ国民党に呼びかける」と述べました。

　タイ選挙管理委員会は、「総選挙の登録活動は8日に終了することになる。現在まで、タイの3大野党のタイ国民党、大衆党とタイ愛国党はいまだ登録していない」と明らかにしました。