カザフスタン、ウズベキスタン、フィリピン、ミャンマー政府は、このほど、陳水扁氏の『国家統一委員会』の活動と『国家統一綱領』の運用を終了するという決定について声明などを発表し、一つの中国の原則を堅持す ることを重ねて明らかにしました。
カザフスタン外務省は4日、「カザフスタンは、一つの中国の原則を堅持し、中華人民共和国は全中国を代表する唯一の合法的政府であり、台湾は中国領土の切り離すことのできない一部分である」と述べました。
ウズベキスタン外務省は4日、「ウズベキスタン政府は、『二つの中国』や、『一つの中国に、一つの台湾』を作ろうとするいかなる企みをも非難し、ウズベキスタンと中国の国交樹立に関する共同コミュニケと『ウズベキスタン中国友好協力パートナーシップ条約』に明記された台湾問題に関する立場をあくまでも堅持する」と述べました。
フィリピン外務省は、「フィリピンは一つの中国という政策を堅持し、台湾問題が平和的、かつこの地域の平和と安定にプラスになる方式を通じて解決されるよう期待している」と指摘しました。
ミャンマー政府の機関誌「ニューライト・オブ・ビルマ」は5日付けの報道で、「陳水扁氏の決定は、海峡両岸関係を一層緊張させ、アジア太平洋地区の平和と安定に影響を及ぼすものであり、この地区全体ににとっても、受け入れることができないものだ」と伝えています。
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