台湾当局の指導者陳水扁氏が「国家統一委員会」の活動や「国家統一綱領」の適用の終止を発表した後、国際社会は2日引き続き陳水扁氏のこの「台湾独立」を図る行為を強く非難しました。
EU・欧州連合議長国のオーストリアは当日、EUを代表して声明を発表し、「陳水扁氏のこの行為は、海峡両岸の安定と平和的発展の維持にはプラスとならない。EUは、両岸が自制を保ち、情勢をさらに緊張させないよう希望する」と強調しました。
ドイツのメルケル首相は2日、中国の温家宝首相と電話会談を行った際、「ドイツ政府は一つの中国の政策を揺るぎなく実行し、台湾当局のこのほどの行為を憂慮しており、台湾問題が一つの中国の原則によって平和的に解決されるよう希望する」と述べました。
アラブ連盟の高官は、「陳水扁氏の行為は海峡両岸の中国人民の最高の利益に符合しない。アラブ連盟とアラブ諸国は一つの中国の政策を揺るぎなく堅持し、中国の統一を妨げるあらゆる行動を断固として拒否する」と語りました。
エジプト、ザンビア、ロシア、韓国、アルゼンチンなどの国の外交部門もそれぞれ声明を発表し、「一つの中国の政策を堅持し、台湾海峡両岸が対話を強化し、相互信頼を深めるよう希望する」との意見を表しました。
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