イラクの首都バグダッド近くのナフラワンにある煉瓦製造工場が3日、正体不明な武装メンバーによる襲撃を受け、少なくとも労働者19人が死亡しました。死亡者のうち、ほとんどがシーア派の労働者です。
これは、ここ数日、イラクで発生した最も残酷な一般庶民を標的とした襲撃事件ですが、地元の政府高官はマスコミに、「今度の襲撃によって、25人が死亡し、そのほとんどが工場の労働者だった」と語りました。しかし、イラク内務省関係者は、「19人の死体が発見された」としています。
2月22日にはイラクのシーア派の聖地アルハディイスラム寺院の爆弾による襲撃事件が発生していますが、これは新しい暴力事件を引き起こすきっかけとなっています。
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