国際社会は、イラクのシーア派の聖地アリハディのアスカリ廟爆発事件を強く非難しました。
EU・欧州連合の議長国オーストリアはEUを代表して声明を発表し、「この襲撃事件は宗教を冒涜し、宗派間の対立を煽動し、イラクの政治プロセスを正しい軌道から離脱させ、イラクの平和と安定を破壊している」と非難しました。
インドのマンモハン・シン首相は「アリハディのアスカリ廟での爆発事件発生にインドは驚きと悲しみを覚えている。この罪悪行為が統一し繁栄したイラクの再建プロセスにとって妨害にならないようイラクの指導者に期待する」としています。
このほか、アメリカのブッシュ大統領は当日コメントを発表し、イラクの各派の指導者が政治、宗教と宗派間の限界を超え、連立政権を樹立するよう呼びかけました。
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