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大陸部と澳門(マカオ)は1日、民事・商事に関する訴訟判決を相互承認し、執行するための協定に調印した。澳門特別行政区の何厚カ(金に華)行政長官と中央人民政府澳門駐在連絡弁公室の白志健主任が調印式に出席。最高人民法院(最高裁)の黄松有副院長と澳門特別行政区政府行政法務司の陳麗敏司長が、双方を代表して協定に署名した。協定は4月1日に正式に発効する。
同協定の調印により、相互間の判決の承認、執行のための手続きが一本化された。相互承認が制度化されることで、訴訟結果の予見性も強まる。さらに、大陸部・澳門の住民や企業の合法的な権利がより効果的に保障され、地域を越えた投資や貿易への信頼感が強まり、ひいては双方「ヒト、モノ、カネ、情報」の自由な流れが促される。これは、経済・貿易関係のさらなる緊密化や、中国経済の持続的、健全かつ順調な発展の促進にプラスになるとみられる。
「人民網日本語版」
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