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澳門(マカオ)特区政府観光局は11日、今年を「世界遺産年」と定め、「澳門旧市街区」のブランド価値向上と、観光業の新たな飛躍を目指す方針を発表した。新華社が報じた。
05年に澳門を訪れた入境者1870万人のうち、大陸部住民は56%にあたる1046万人を占め、前年より9.9%増えた。また、団体旅行でなく個人旅行の形で澳門を訪れた大陸部住民は03年7月28日から05年12月31日までに900万人を超えている。
同観光局は「2006年澳門世界遺産年作業チーム」を立ち上げて「澳門旧市街区」の世界遺産認定を進める方針を決定。昨年12月20日からはドイツの映像メディア会社「earth TV」と提携。世界35の国と地域でリモートコントロールカメラで撮影した澳門旧市街区の映像作品を流し、影響力拡大を図っている。
「人民網日本語版」
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