イラク石油省のスポークスマンは18日、「去年、武装勢力の破壊活動により、イラクの石油輸出額や石油のインフラの損失額は62億5千万ドルに達した」と語りました。
それによりますと、去年、イラクでは、石油の輸送パイプラインや油井などインフラに対する破壊活動は合わせて186件に達しましたが、これら破壊活動は多くの死傷者を出しただけでなく、イラクに重大な経済損失をもたらしました。破壊活動の多発地区である北部産油地区における損失が最も深刻だということです。