日本貿易振興機関(JETRO)が21日発表した中日貿易の統計データによると、日本と大陸部との昨年の貿易額は1893億ドル(前年比12.7%増)に達し、7年連続で過去最高を更新した。
貿易額は過去最高だったが、増加率は03年の30.4%や04年の26.9%に比べて明らかに鈍化した。昨年の日本の対中輸出額は803億ドル(同8.9%増)、輸入額は1090億ドル(同15.7%増)で、輸入額は初めて1千億ドルを超えた。
貿易製品の品目をみると、日本から中国への主な輸出製品は、映像機器の部品とその他の電子部品。中国から日本への主な輸出製品は、コンピューターや携帯用デジタル音楽プレーヤーなど。
JETROの予測では、06年に中日間貿易額は2千億ドルを突破するが、増加率は前年に続いて鈍化するとみられる。香港との貿易額を加算すれば、中日貿易額は2年連続で日米貿易額を上回り、中国は日本にとって最大の貿易相手になる。(編集KS)
「人民網日本語版」
|