中日合弁食品メーカーである華龍日清食品公司は19日、台湾の食品大手・統一企業グループの統一企業(中国)投資公司が、北京で合弁契約の調印式を行い、飲料品を手がける新会社「今麦郎飲品(北京)有限公司」設立することを正式発表した。北京の日刊紙「京華時報」が報じた。
即席めん市場ではライバル同士の両社が、飲料品市場で手を組んだことになり、業界では「一大センセーションを巻き起こす握手」と評される。「今麦郎」は、華龍日清の即席めんのブランド名でもある。
華龍日清の範現国董事長兼総裁(会長兼社長に相当)によると、今麦郎飲品の総投資額は18億元。資本金は6億元で、華龍日清、統一企業の双方が折半出資し、株式の50%ずつを保有する。
統一企業側は、今麦郎飲品に技術や資金の面で全面的な支援を提供する。華龍日清は、強力な販売ルートを生かし、新会社の新製品発売時には10日以内の全国各地への商品配送を確保する。今年はまず、合計6種類の商品を発売する予定で、3月から「今麦郎」ブランドの飲料が店頭に出回る見通しだ。(編集YS)
「人民網日本語版」
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