中国商務省は6日公告を発表し、同日から日本と台湾地区から輸入されるPBT樹脂(ポリエステル樹脂)に対する反ダンピング調査を行うことを決めました。
これは、中国外務省が国内のある会社から提出された反ダンピング調査に対する申請を受け取った後下した決定です。
中国商務省は、『中華人民共和国反ダンピング条例』に基づき、申請人の資格、申請調査製品の国内産業への影響などの情況に対して審査を行うことになっています。申請人の提出した初歩的証拠が立証したように、申請人及びその提供された証拠は『中華人民共和国反ダンピング条例』に定められた国内の関係産業界が提出する反ダンピング調査申請に関する規定に符合しました。
今回の調査は6日から始まり2006年6月6日までに終了しますが、特殊な情況になれば、半年延長されるかもしれないということです。
PBT樹脂とは、化学工業の原料で、自動車製造、電子電気、家電、及び通信などの分野で広く運用されるということです。
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