東京国立博物館で開かれていた特別展「書の至宝ーー日本と中国」が19日、閉幕しました。
日本の朝日新聞社や上海博物館などによるこの特別展は、書聖・王羲之(おうぎしの名品「妹至帖(まいしじょう)」、上海博物館が2003年に米国のコレクターから約5億円で買い戻し、話題になった「淳化閣帖(じゅんかかくじょう)」、王献之(おうけんし)の「地黄湯帖(ちこうとうじょう)など、それに、聖徳太子、空海、小野道風(おののどうふう)、藤原行成(ふじわらのこうせい)、本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)らの名品50点、及び御物など宮内庁管理の14点の作品を含む約190点が展示されました。
特別展は大変な好評を博し、1月11日から2月19日までの展示期間中、合わせて18万5334人もの人々が訪れましたほか、天皇、皇后両陛下、皇太子ご夫妻と秋篠宮ご夫妻らも鑑賞に訪れました。
この特別展示会は3月13日から4月23日まで、上海博物館でも開かれます。
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