グルジア議会は15日、ロシアの平和維持部隊が南オセチア自治州から撤退することを求める決議案を採択しました。
この決議案は、ロシアの平和維持部隊による南オセチア自治州での軍事活動は、この地域の情勢にマイナス的影響を与えたとしており、この地域を占領する意図が見られると指摘しました。
これを受け、ロシア外務省は声明を発表し、「この決議案の発表は、この地域の紛争をエスカレートさせる恐れがある。ロシアは、この地域の安定と安全を確保するため、国際的義務に従って行動していく」と改めて強調しました。